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(楠本 朋)子育てと仕事

今日は息子の卒業式でした。

この卒業は彼の人生の節目です。

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式中、彼とのこれまでの時間が駆け巡る・・・

子育てと仕事の両立って、、、

しかも一人子育てで

興味がある女性は多いと思うので

そんな話を今日は書いてみようと思います!

私は彼が産まれて2ヶ月の時に

彼をこれから1人で育ていく事を決めました。

仕事と子育ての両立

辛いとは思った事は一度もありませんが

やっぱり難しかったです。

時間・・・

お金・・・

ですがその分、他人からの優しさを、

若い時から

充分過ぎるくらいに感じさせてもらう事が

できました。

OL時代の話になりますが

息子は3、4歳て昼間は保育園でした。

よく風邪をひく子で、しょっちゅう会社に

電話がくるのです。

「お迎えにきて下さい。」

親にサポートをしてもらえる環境は無かった

ので、その度に早退や欠勤をしなければ

ならず、

それでも当時の上司は

分かって雇用してるから気にするなと

いつも優しく見守ってくれました。

ですが、私のそんな勤務にしわ寄せくるのは

同僚です。

迷惑をかけられっぱなしで

いい気はするはずはなく

はっきり言ってめちゃくちゃいびられました(笑

女性社員からはほぼ全員に

業務に関する事以外無視をされ、

仕事は嫌なモノばかり回され

着替えようとしたらロッカーの私服が

ジュースまみれだった事もありました(^^;;

小さい子供がいるのに

働けるところがあるだけでも

有り難かったので、

当然ながら迷惑をかけてるのは自分だし

その辺は受け止められましたが

とはいえ

ふられる仕事の内容と

仕事にまともに行けないので経済的には

かなり苦労がありました。

あと、自分が体調を崩した時なども。

自分に40度の熱があっても

子供には生活がありますからね。

ある日、高熱でフラフラで病院へ行くと

病院の先生が、

「子供を1〜2時間看護師に見ててもらう

から寝ていーよ」と

ベッド貸してくれた事があったんです。

私はそのベッドに横になり

となりの部屋でキャッキャと嬉しそうに

笑う息子の声を聞きながら

ずっと泣いていたのを覚えています。

初めて行った病院なのに。。。

そんな先生のとてもとても温かな優しさが

ほんとうに嬉しくて、嬉しくて、嬉しくて。

(o^^o)

話はもどりますが

どうしても残した仕事があり

でも保育園がお休みでどーする事も出来ず

2時間、3.4歳の息子を1人で留守番させ

仕事に行った事がありました。

仕事を終えて慌てて帰ってる時

ふと自宅の近所のスーパーに目をやると

買った商品を袋に詰める台の上に

息子が寝転んでいる姿が見えました。

「えっ・・・・」

本当に心臓が止まりそうになりました

驚いて車から飛び降りて駆けつけると

嬉しそうにスーパーのお客さんと会話を

しながら台を占領してお絵描きをしていて

私の顔見ると「ママー!」と飛びついて

きたんです。

家で1人でいるのが怖くて

スーパーで私の帰りを待っていたそうで、、、

今でもはっきり覚えていますが

胸が締め付けられて、張り裂けそうで

ごめんね、、、

息子に1人にしてごめんなさいで一杯でした

それからスーパーの方に謝罪に行くと

とても笑顔で、

この子から事情を聞いたから

みんなでちゃんと見てました!

と…

私は思わずその場で泣き崩れてしまいました。

もしも変な人に連れていかれたりでもしていたら

との恐怖感と、子どもにこんな寂しい思いを

させてしまってる苦しさと、全く知らない

スーパーの方々のとてもとても温かな

優しさを感じて。

いつもお世話になっていた保育園の先生も

熱が出てお世話になった病院の先生も

そのスーパーの方々も

みんな私との別れ際に

「お母さん、頑張ってね。」と

笑顔で言ってくれるんです

「お母さん、頑張ってね。」

その言葉が1人子育て中のまだ23、4歳

だった私には本当に本当に凄く

励ましになっていました。

それから、1人子育てをしながら起業しよう

と思うわけですが、

その後の子育てと仕事はまた次回に。

株式会社gratify

楠本 朋